工事写真の仕事内容工
弊社では7年ほど前から建設現場の工事写真の撮影・帳票・印刷・ファイリングなどの仕事をさせていただいております。
近年、建設現場での施工ミスなどが発覚して世間を騒がせたりもしました。
そういった事により品質管理の重要性がさらに高まり建設現場での工事写真は施工管理をするうえで大切な証拠・記録写真として需要が高まりつつあります。
例えば杭工事の写真の場合、一昔前は1~2カ所ほど撮影すればよかった事が全カ所の撮影になり、梁やスラブに仕込む補強筋なども全カ所の撮影といったケースが増えつつあります。
基本は現場監督が撮影し書類作成する業務ですが近年は撮影する量の増加にともない現場の規模によっては専門業者に委託するケースも増えてきています。
業務内容
弊社では撮影したデータの管理、そのデータを帳票して納品するというスタイルをとっています。
その理由は撮影者が帳票するのが一番仕事をする上でスピーディだからです。
この写真業務は確認作業の連続になるのでデータや書類の納品が遅れてしまうと検査資料として使えなくなり、施工ミスがあった場合、現場監督(元請け職員)の是正の指示が職人さんに間に合わず、工期の遅れが生じる恐れもあるからです。
弊社では当然、工事写真撮影を通じて図面や構造図などの建築にかかわる資料の把握をし、作業に取り組んでおります。
撮影する段階で間違った施工をしていれば必ず現場監督(元請け職員)との連携をとり是正していただいたうえで撮影します。
言い換えれば間違った施工写真は撮影しないという事です。
確認を徹底しています。
また、近年は工事写真の効率化をはかる電子小黒板機能が付いたアプリもあります。
弊社ではアプリの使用方法にも柔軟に対応しています。
データの管理については、現場毎の写真や書類データを、クラウドで管理し
情報の共有と何時でもデータを引き出せる体制をとっています。 安心・安全に個別の情報管理をしています。
複雑な構造でも帳票までの事を考えて撮影をする
計画的に最終的な仕上がりをイメージすることで第三者に一目瞭然で撮影内容が伝わらなければなりません。
そのためには撮影の経験値と、構造体へのきちんとした理解が必要です。 弊社では研修期間を設けて一から十まで手取り足取り図面や構造図・CADの見方、撮影方法はもちろんのことパソコンの操作方法から作業手順まで事細かく研修・訓練しています。
現場監督(元請け職員)との作業を進めていくうえでの打ち合わせの徹底
工事写真の仕事を進めていくうえで一番の肝は初めに現場監督(元請け職員)と『今回はこのような内容で撮影して、このように帳票する』といった撮影計画の周知をすることです。
それは後々になっての手戻りをなくす事につながります。大量のデータを抱えるようになるので決まり事を打ち合わせする必要があります。
また現場毎に撮影から帳票までの指定が違う場合もあるので、その現場に合わせた柔軟な対応が必要になります。 常に初心に戻り作業を進めていくことを心掛けています。
対応工事写真撮影
掘削工事・コンクリート工事・圧接工事・煙突工事・床板工事・鉄筋工事・鉄骨工事・内装工事・外装工事・出来形撮影・
ドローン撮影(調査・検査などに)